hanabie

花冷え

桜が咲いているらしい

家と駅の間には桜の木が一本もなく、通勤は地下鉄を利用し、勤務先は駅直結なので、ほとんど外の様子が分からない。土日に確認したい。
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人様にとっては本当にどうでもいい体調の話。今週はずっと夜中にアレルギー(喉の痒み、と少し鼻水くしゃみ鼻詰まり)で起こされていて睡眠不足。今朝は本当に身体が重くて疲れ切ってる感じだった。今週末に病院に行くのが賢明なんだろうけど、これだど毎週病院に行ってることになってなんだか悔しいのであと一週間は様子見したいところ。そしたらちょうど薬が切れるので、諦めもつく。
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書くことがないので、再読したい本をゆるく紹介。
(日記じゃなくても私がブログを書く目的その2の「綺麗な文章を素早く書く」からは外れないことに気づいた顔)

西の魔女が死んだ梨木香歩
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既に読んだことのある人も多そうなこの作品。中学生のときにタイトルに惹かれて書いました。ファンタジーを求めて「魔女」という単語だけで選んだのだけど、実際はファンタジーじゃなかった。それでも10年後も再読しているのだから、とても気に入ったようです中学生の私。
感動系、と一言で言うには勿体無い。主人公のまいになって実際に体験したかのような「思い出」になる作品です。おばあちゃんが語ってくれた中では、ワイルドストロベリーのお話が一番心に残ってます。

ヴォイド・シェイパ森博嗣
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すかさず森作品を紹介。侍のゼンのお話。シリーズ5作で文庫本も出てます。侍というと時代小説かと思われがちですが、違います。歴史小説とも違う。ただ舞台が帯刀していた時代というだけ。森作品読んだ方にしか伝わらない説明ですが、主人公は犀川先生をもう少し純朴な少年にした感じ。かなあ。うーん。とても哲学させられます。そして、戦うシーンが鮮やか。スカイ・クロラシリーズを読んだことがあって戦闘シーンの描写が好みであれば間違いないです。私は精神を落ち着けたいときにこれを読みます。「静謐」とか「閑寂」とかいう言葉が合う世界。