hanabie

花冷え

Winchesterの旅 その2

⭐️Winchester 2日目
チェックアウトは11時までにすればOKのようでしたが、やりたいこともあったので7時くらいに起床、8時には朝食会場へ。
部屋の番号を言うと席に案内してくれ、飲み物を聞かれたので紅茶をお願いしました。ビュッフェ形式の朝食は一般的なもの。クロワッサン美味しかった。レストランも綺麗で居心地も最高でした。
まだ観光をするので、夕方頃まで荷物を預かっておいてくれないかと言ったら快諾してくれました。日本のホテルと同じようで良かった。


🔸City Museum - シティ博物館
ウィンチェスター大聖堂の近くにある博物館。入館無料。何故ってくらい写真を撮り忘れたのですが、昔のものやミニチュア模型などがたくさんあって充実していました。1Fの大きな街の模型はヘッドホンで解説を聞きながら眺めることができます。ウィンチェスター大聖堂の説明なんかも聞けるので、もしかしたら大聖堂よりこちらを先に訪れて予習するのもありかも。


写真はないのですが…。気になったのは、「これいかにも安全ピンでしょ!」っていうものが本当に安全ピンで、しかもそれが1〜2世紀頃に使われていたというから驚きでした。他にも女性用の櫛とか、オイルを入れていたらしい小瓶とか、生活感溢れるものがたくさんありました。

青くて綺麗なガラス。


🔸Abbey Gardens - アビーガーデン
ギルドホール(観光案内所)の隣にある小さなお庭。ベンチもいくつかあってくつろぐ人がちらほら。


🔸River Itchen - イッチン河
ギルドホールからアルフレッド大王の像を通り過ぎると右手からイッチン河沿いに歩く道が見えてきます。


天気もマイルドだったので河沿いを歩くのにとても良い天気でした。
写真では伝わりませんが、結構河の流れが速い…!


河沿いに古い城壁がずっと続いています。何やら文字も。


突然休めたりする。


🔸Wolvesey Castle - ウルヴァジー
イッチン河とは離れ、城壁に沿って歩いていくとウルヴァジー城の入り口に辿り着きます(入場無料)。
入り口が非常に分かりにくいですが、地味にこんな案内板があります。


案内板の示す通りプライベートの建物(写真は撮りませんでしたが上品で雰囲気が良くて個人的にお気に入り)を左側に、とても細い鬱蒼とした道を進むと城跡が見えてきます。


10世紀に作られたウィンチェスター司教の宮殿の跡。メアリ1世の婚礼前の朝食会場としても使われたらしいこのお城、今では本当に「遺跡」になっていました。


不思議な雰囲気。


🔸Winchester College / Winchester College Treasury
今回中へ入らなかった2箇所ですが、ウルヴァジー城からキングスゲートへ行く途中に通りすがりました。
Winchester Collegeは、名門のパブリックスクールらしいです(イギリス英語ではパブリックスクール=私立の学校)。600年ほどの歴史があるそうなので行ってみたかったのですが、事前予約が必要だったようなので断念。また、Winchester College Treasuryというミュージアムも近くにあり、こちらは£5(子供や学生は無料)で14-16時のみ入れるそう。時間帯が合わず、こちらも断念しました。


🔸Kingsgate - キングスゲート
エストゲートと、もう一つの門がこのキングスゲート。かなり歴史ある門、だと思うのですが、至って普通に馴染んでいるというか。実はここ1日目にも通ったのですが、キングスゲートだったと気付かなかったほどです。アピールが弱い…!


その後は再び1日目に行ったカフェで同じクリームティー(どうしても食べたかった)。
ちょっと休憩して、次の場所へ。


🔸Winchester Discovery Centre
カフェからHigh Streetを下り、左へ曲がってJewey Streetへ。ずっと歩いていくと、私のガイドブックには載っていなかった、図書館兼展示場のような場所に着きました。

ちょうど2019/6/5-2019/9/29までMICHELANGELO'S SISTINE CHAPEL: A Different View という展示がやっていました。展示場はCity Spaceと名前のついたグランドフロア(1F)と、The Galleryというファーストフロア (2F)。各場所でスタンプが押してもらえ、ふたつ集めるとなんと1週間以内ならTHE GREAT HALLに無料で入れるようになります。私は時間がなくて行けなかったけど…。

チケット。左が表、右が裏側。


オンラインで予約すると£5、展示場に直接行くと£6の入場料。なんと解説付き…ですが残念ながら日本語はないので英語が無難。ミケランジェロ天地創造がすごかった…。公式HPによると、バチカン美術館に正式に認可を受けているらしく、私が見た天地創造は精巧に複製されたディスプレイパネルだったそう。すごかった…(2回目)。


🔸読書…
その後ホテルに荷物を取りに行き、特に行くところもなくなってしまったので、再びウィンチェスター大聖堂を訪れました。ベンチが空いていたので1時間ほど読書。もう少し時間があれば、もう一回大聖堂の中に入っても良かったかも。

もう一度写真を。この裏が例の再建されたステンドグラスです。


大聖堂の裏の道を適当に歩いてみたら、ちょうどアルフレッド大王あたりの道に出ました。

横からの大王。


🔸交通(復路)
前述の通り、帰りはロンドンのヴィクトリア駅経由のオックスフォード行き、National Expressのバスを利用しました。
ネット予約するとメールでチケット(PDF)が届きます。印刷しろと書かれていますが、印刷しなくてもPDFを見せれば問題ないです(日本みたいにコンビニで印刷することはできないので紙出しなんてそうそう無理じゃないのかと思う…。心配な方はホテルの人に頼むとなんとかなるかも…?)。

バス停がいくつもあるにも関わらず、情報がまともにバス停に書いていなかったのでどのバス停が何のバスでどちら行きなのかよく分からず。ギルドホール(観光案内所)で聞いたら、観光案内所側の道の一番奥(アルフレッド大王の前あたり)だそうで。またバスは10分15分くらい遅れたのですが、無事乗り込めました。


ここからは誰向けの情報?って感じなんですけど、ヴィクトリア駅からオックスフォードまでのバスを掴まえるのに苦労した話。

オックスフォード-ヴィクトリア間はロンドンに遊びに来る時に何度も使っているけど、National Expressを使うのは初めてだったので、ウィンチェスターからヴィクトリア駅に着いたとき、ここどこ!?状態。それでも運転手さんに道を聞き、National Expressのターミナルっぽい場所に着きました。ここで別の係の人に聞いてみてって言われたのですが、偶然にもGloucester行きというのを見て、あっここかあ、と納得して近くのお店でサラダを買い夜ご飯に。

10分前くらいに乗ろうとして、ちょっと違和感に気付く。運転手さんにこれここであってる?って聞いたら、オックスフォードはもっと向こうだよ!って言われ…。私の行き先の正式名称は「Oxford Gloucester Green Bus Station」なのですが、Gloucesterという名前の場所がオックスフォードから70km西に存在するのです…。そういえば聞いたことある!すっかり忘れてた!ってなってたら運転手の方がオックスフォード行きは7番バス停から乗れる、ここから出て右に曲がって信号を渡って…と丁寧に説明してくれたので猛ダッシュ

で、着いたのが確かにいつも乗るバス停の場所。ここにはX90とかTubeとか色々な種類のバスが停まるけどみんなオックスフォード行き。でもNational Expressが停まったの見たことないし聞いたこともないし本当に大丈夫か…。と思って念のため隣のバス停で停車していたバスの運転手さんにこれわかる?って聞いたら開口一番に「I know everything!! Haha---!!」ってテンションで言われたので尋ねる人ピックアップ失敗した…と思っていたら、ちゃんと私のチケット(PDF)を確認してくれて、やはり7番のバス停だと言われました。

でもすでにこの時点でバスの時間は過ぎており…でも来る気配なし…。不安すぎて、先に停まっていたX90のバスの運転手さんに駄目元でこれ使える?って言ってみたら、オックスフォード行きね、いいよ!ってPDF確認して快く乗せてくれました。違う会社のはずなのに、空いてることもあって簡単に乗せてくれる、日本だとあまりないシチュエーションのような。こちらの人にとっては「お金は払ってるし何乗っても一緒一緒!」くらいの感じなんだろうか…。とにかく助かりました。家についたの夜11時すぎ。


🔸結論
ウィンチェスター住みたい。できることならもう一度行って同じホテルに泊まりたい!

本当に観光目的であれば、1日あったら足りる人がほとんどじゃないかなあと思う。シティ博物館や大聖堂は細かいところまで見ていくとキリがないのでそういうタイプの方には1日半〜2日かなあ。正直大きな街ではないし、お買い物目当てならロンドンからわざわざ訪れるような場所でもない。

それでも私はこの歴史の空気が流れる、かっこよくて落ち着いていて素敵な街が大好きになりました。勉強するにも良さそうな環境なんです。そのあたりも含めてデスノート作者の方がワイミーズハウスの場所をウィンチェスターに決めたのだったらすごい。

もし本当にまた訪れるとしたら、今度はWinchester Collegeに行ってみたいなあ。あと、夜のレストランかバー。大聖堂はやっぱりもう一度入りたい。

Winchesterの旅 その1

🔸まえがき
2019/7/4(木)〜2019/7/5(金)、ひとりでふらっと一泊旅行に行ってきました。
行き先は、Cross Countryラインの電車でOxfordから乗り換えなし、約1時間15分ほどで着くWinchesterという街。少し調べただけでも分かるように、歴史ある小さな街です。私が持っているイギリスのガイドブックにも数ページしか載っていない場所なので、見所はあれど観光地ほど騒がしくもなく、良い旅になりました。

Netflixデスノートのアニメを観て再熱し、ニアが最推しの私はワイミーズハウスのある(という設定の)この場所に行くことを決めたのは、二週間も前ではなかったはず。雨の多いイギリスで、ほぼ晴れが確定していると思われる週を直前に選びました。気温も20度前後、歩いていると暑くなりますが、室内用に薄い上着を持っていても良いくらいの気候。おそらくですが、これがイギリスの真夏だと思われます。ほぼ30度なんて暑い日は来ません(ちなみに私の住んでる部屋にクーラーはありませんが生きています)。

今回の一人旅、オタクの聖地巡礼としても良かったのですが、何より歴史的な空間で落ち着いた雰囲気のあるこの街にできることなら住みたいと思うほど気に入ってしまったので、イギリス旅行でロンドンばかりでは疲れてしまう、リラックスした場所も取り入れたいという方におすすめしたいです。ちなみにロンドンからはWaterloo駅〜Winchester駅まで直通、こちらも大体1時間と少しで着くようです。
たくさんの方がこの街に足を運んで素敵な時間を過ごされることが私の願いです。

※この記事は自分のための記録の他、Winchesterの情報を集めていらっしゃるやまうみうし様への情報提供も兼ねています。この記事のすべての文章と写真について、やまうみうし様以外の方の許可なき利用はご遠慮ください。


⭐️Winchester 1日目
🔸交通(往路)
まえがきで示した通り、行きはOxfordからCross Countryの電車で1時間15分ほど。
チケットのお値段は£18.90=2621円(レート138円)。

ネットと駅で直接買う方法がありますが、事前にネットで購入する方法が一番安いです。また、乗る電車の時間帯によっても値段が2倍くらい跳ね上がったりします。私の値段は前日に最も安かったチケットなので、前もって買っていればもう少し安く手に入るかも?
当日、駅に行ったら券売機を操作してチケットを入手します。その際、チケット購入時に決済したクレジットカード本体が必要になるので注意。

そしてバスが少し遅れたので乗り遅れるかとヒヤヒヤしましたが、電気トラブルで電車が15分遅れており…。まあまあ日常です。
電車に乗り込み、指定席に向かうとすでに男性が座っている。まあまあ日常です。ここ私の席だと思うんだけど…って言ったらごめん!僕指定席のチケット持ってなくて適当に座ったんだ、って言ってて…。それありなの?と思いつつ、なんとか座れました。他にもたくさん座席は空いていたので、まあどこでも良かったんだけど。

Winchester stationの外観。


ここからホテルへ向かいます。すでに建物が綺麗、街が綺麗…。何度も立ち止まって写真を撮りました。


🔸Westgate - ウエストゲート
駅に着いたらホテルに荷物を置いてマップをいただき、まず最初に駅から近いところにあるWestgateへ。中世の頃の街は城壁で取り囲まれていましたが、今では門はこのWestgateとウィンチェスター大聖堂の裏にあるKingsgateの二つしか残っていません。

正面側。(いや、出る側だから裏なのか…?)

裏側。(こちらが正面…?)


私が正面と書いたほうの左側から階段を登ると、小さなWestgate Museumがあります(入館無料)。中世の頃の鎧や度量衡なども見られました。真ん中にある人形…?の前にあるパネルのボタンを押すとなんかめっちゃ歴史喋ってくれます。

さらに奥に階段があり、登ると屋上につきます。街を一望するにはちょっと高さが足りないのだけど、一応写真は撮る。


門をくぐり、向こう側に出て左に曲がると正面にグレートホールが見えます。

(写真少し右手の奥に見えているのがグレートホール。写っていませんが左手にくぐってきたウエストゲートがあります)


🔸The Great Hall - グレートホール
1649年に壊されたウィンチェスター城で唯一残っている部分がこのグレートホール。


手前にもちょっと気になる綺麗な建物。


中はステンドグラスがとても綺麗で、何枚も撮りました。右上の13のクラウンマークが付いている青色の紋章がアーサー王の紋章らしいです。


円卓(Round Table)も有名。ただし、これは13世紀に作られたものと判明している模様。それでも見入ってしまう。


他にも色々気になるものが。


ヴィクトリア女王の像。


ヴィクトリア女王の像と円卓。


こちらはQueen Eleanor's Gardenへ続く扉。写真で伝わるかわかりませんが、ひっそりとした高い天井のグレートホールに光を差し込むこの扉、とても幻想的でした。


お庭はこんな感じ。蜂がぶんぶんしてた。


🔸Eat Drink and Be
またWestgateに戻り、High Streetを下ると左手にカフェ。
内装を見ると、食べたり飲んだりしてここで過ごす(Be)ことと、蜂(Bee)をかけている模様。ここのクリームティー(スコーンにクロテッドクリームとジャム+紅茶のセット)が最高でした…。いつもスコーンはプレーンにしていたけど、ここのフルーツスコーンが格別。ここにさらにジャムとクリームをつけても味が喧嘩せず、これが調和…!と感動するほど。


先にお会計を済ませ、ナンバープレートをもらって席に着くと持ってきてくれます。クレジットカード使用可。お昼時でもそんなに混んでおらず、大きな窓からHigh Streetが見えます。テラス席もたくさんあるけどテラス席は外国人が大好き、店内よりも先に埋まるので注意。


🔸Warren & Son
さらにHigh Streetを下って左手にStationery(文房具屋さん)のお店。文房具が好きなので吸い寄せられるように入りました。品揃えすごい。日本でも買える文房具がちらほら。しっかりとは確認していないけど、外国製の万年筆やロイヒトトゥルムは日本で買うより少し安いかも。


🔸Waterstones
こちらもHigh Streetにある本屋さんです!チェーン店なのでロンドンでもオックスフォードでもどこにでもあります。のに吸い寄せられて入ってしまうのはもう仕方ない…。本の現地調達が好きなので、『The Brief Life of Flowers』というお花の本を買ってしまいました。ホテルと帰りの電車でゆっくり読む用でした(が、ホテルに帰ってからいろいろと起こるのでこれは叶わなくなるのです…)。


🔸Guildhall - ギルドホール(観光案内所)
さらに西に進んでウィンチェスター大聖堂を通り過ぎ、アルフレッド大王の像の手前のギルドホールまで一気に歩きました。


ギルドホールも古い建築物なので一見する価値ありです。ゴシックリヴァイヴァル様式だそうで。


1871年建築。グランドフロア(1F)は観光案内所になっています。バスで来るとこちら側に入ってくるので、特にバスで来た人は最初にここに寄ってマップをもらったりすると良いかも。私は反対側の駅からだったのでホテルのフロントでいただきました。


🔸Winchester Cathedral - ウィンチェスター大聖堂
ここはウィンチェスターに来たらマストだと思います。大きい!すごい!まず、大聖堂の周りが芝になっていて、みんな芝に座ってのんびりしてます。地元民だったら絶対ここで本読んでごろごろする…。

外観も立派。


入場料は資料によると£9.50(私は学生なので£6でした)。
ここからは中の写真。

入って入場料を払ってすぐ、見上げるとこのステンドグラス。


昔、イングランドの市民戦争で破壊されてしまってから市民がガラス片を集めて再建しました。なのでモザイクのようになっていて絵がないのですが、どうやら元々の絵では赤色のグラスは一箇所にしか使われていなかったらしいです。一体どこにどんな風に使われていたのか気になります。


北翼廊(north transept)から地下に降りると聖堂地下室(Crypt)があります。最初降りていいのか分からずうろうろしていたらお掃除中のおばさまが降りてもいいよとお声をかけてくださった。
大聖堂内で最古の部分。彫刻はAntony Gormleyによる『Sound II』。


隣を流れるイッチン河と繋がっていると言われ、季節によってはここに水がいっぱい満たされるらしい。そうして水が引いた後、この彫刻の持つ器に水が残るのだそう。ちょっと神秘的。

(ひとりだとちょっと怖かった…)


このグリーンのステンドグラスがとっても気に入ったのでじっと見ていたら、またまたお掃除のおばさま(失礼ながら顔を覚えるのが苦手な私は先ほどと同じ方なのか分からなかった…)が、この先ずらっと並ぶステンドグラスについて、あれは娘でこれはいとこで等々と関係を教えてくれましたが、すべて忘れてすみません…。


その他。


他には作家ジェーン・オースティン(『高慢と偏見』や『エマ』の作者)のお墓があったようですが、パスしました。いつか作品を読んで思い入れができたらまた訪れるかもしれない。


大聖堂を出て右側に細い道があり、抜けるとちょっといい感じの空間。でも何かをするような場所ではないみたい。のんびりお散歩ルートかな。


こんな門?もありました。地図にも名前が載っておらず、結局何だったのか分からない…。


🔸THE WINCHESTER HOTEL & SPA
その後、あまり食欲がなかったのでコンビニでサンドイッチを買って18時くらいにホテルにチェックイン。


結論から言うとこのホテル最高でした!!選んで本当に良かった。ただ唯一の難点を挙げるとするなら場所かも。駅から北へ10分弱歩かないといけないので、もしバスで来たりしたら西側で降ろされると思うので、荷物預けるまでが遠そう。

お値段は£89でダブルベッド(ひとりで使いました!!)。
直前に予約しましたが、周辺のホテルの中で一番安かったです。以下、スペックやサービス等の箇条書き。

・朝食付き(ビュッフェ形式でパンやハムなどのお肉、スープ等一般的な朝のビュッフェ。最初に飲み物入れてくれました)
・ダブルベッド。きれい!
・フリーWi-Fi完備
・アメニティが日本の一般的で綺麗なホテルのそれと一緒。タオルやドライヤーはもちろん、紅茶が数種類にクッキーのお菓子がふたつみっつ。お水のペットボトルが2本(ダブルだったからかな)、シャンプー&リンス、ボディソープ。なかったのはスリッパとボディスポンジくらい。
・全体的に広くて綺麗。お風呂も最高でした。浅かったけどバスタブにも浸かった(ステイ先はシャワーしかないので実に5ヶ月ぶりくらいのバスタブで身に沁みた)。
・使用しなかったけどレストランやバーもあるみたい


以下、ホテルとは関係ないトラブルが…。
実は帰りの時間を直前まで決めたくなかったので電車のチケットを取っておらず、夜に往路と同じように同じサイトで同じクレジットカードで予約しようとしたら、何故かカードが使えずエラーで弾かれる。安いチケットは残り少なくなっていたので売り切れた可能性も考え、再度アクセスし直してみてもダメ。予備のクレジットカードもだめ。2枚とも同じ銀行のクレジットカードなのでもしかして不正利用されて止められてる!?と不安になったのですが時間的に問い合わせる手段もなかったので、試しに某ネットショップで買い物をしてみることに。どうということはなく買い物はでき(てしまっ)たので、とりあえずカードの問題ではなさそう。ちなみにこの時買ったKazuo Ishiguroさんの『When We Were Orphans』は翌日届きました!ありがとう…。

その後、数時間に渡っていろんなことを調べたり別サイトから再トライしたりなどしたのですが、どうしてもクレジットカードが認識されず。とりあえずウェブサイトには状況を説明した問い合わせメールをしておき、後日カスタマーサポートから調査の結果が返ってきたのですが、問題は見つからなかったとのこと(ほんと…?)。結局今でも原因は分かっていません。

仕方がないので最終的にバスで帰ることにしました。National Expressさんで£18.20。しかも直通がないのでロンドンのヴィクトリア駅経由。2時間ずつの計4時間!到着は午後11時!これだけが本当に心にずしっときた…。特にヴィクトリアからオックスフォードはよく利用するのでどれだけ長いか身を以て知っており…。
教訓、チケットは必ず事前に買うべし。もし買わない場合は、普段より高いチケットになる、またはバスのような過酷な手段になる覚悟の上で!この年でこれ学ぶか、って感じですね…。

これのおかげで寝たのが4時なのです…。私の計画ではダブルベッドでのんびりゆったり本を読むはずだったのにー!リベンジしたい…。
あと、この時は本当におなかいっぱいで行く気がしなかったのだけど、やっぱりホテルのバーか街のバーに行ってくるべきだったかも。ホテルまでがちょっと人通りが少ない田舎道っぽかったので、女性の一人歩きは良くなさそうだけど…。


という感じで1日目は終わり。

5ヶ月くらい経ちました

前回のブログ、時間差(5日後くらい)になぜ同じ内容の記事が上がってたんだろう…?全く気づいてなかったのですが、片方を取り下げました。
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前回言っていたテストの件、受かっていました。そして今は繁忙期なので上のクラスが二分され、さらにまたテストに受かったので一番上のクラスに行ける、ということだったんですが、断りました。まだ一番上のクラスに行けるほどの英語力が付いていると思えないのと、まだあと半年くらい滞在するのに一番上に行ってしまうと同じ教科書を何周かしてしまうことになるため…。まさか全てのテストに一発で合格すると思わなかったので、こんなことならもう少し下のクラスに2ヶ月とかいても良かったのかなあと。あと、もうちょっとテストを難しくしてほしい…。国籍によって何の英語のスキルが弱いのかに偏りがあるので、これ以上難しくするとスピーキングはできるのにどうしてもテストに受からないという子が出てきそうなのは分かるんだけど…。逆に私はスピーキング(とリスニング)が弱いけど文法問題とライティングあたりが得意なので、よほど先生がシリアスに私のスピーキングの点数を低くつけない限りはテストには受かってしまう…。ここの環境に入ってやってみるまで分からなかったことなので、このあたり事前に誰かに教えてもらいたかったな。
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最近はNetflixに入り、英語で狂ったようにアニメばかり観ています。賭ケグルイ1期2期、 Fateシリーズ(今はApocrypha)はほぼ毎日観たり流したりしてます。その他、ディズニー映画とかもあったり。英語できる子誰に聞いても「小さい頃英語のアニメ観てた」とか「英語の映画が好きでよく観てる」とかいう答えが返ってくるので確実に有効な手だと判断。実際楽しくて続けられるので良いと思う。
その他、上のクラスになって必要なのはやはり幅広いボキャブラリー。みんな何でその分野の単語知ってるの?と驚くことがたくさんあるので、ちょっとレベルの高い参考書を買いました。まだちょっとしかできてないけど…。マメに勉強するのが苦手なので、もうちょっとがんばります…。
本は相変わらず積ん読状態。日本語の本でもそうですけど…。併読する癖があるので、基本的に5〜6冊は同時に読むのですが、帰国までに1冊は読み切りたい(目標が低い)。
こう見ると、状況とかレベルに応じて勉強方法を少しずつ変えていかなくてはいけなくて、そこがまた勉強の面白いところでもあるけれど、間違えたくないなあというのもある…。先生はいるけれど私専用のコンサルではないので、常に臨機応変にアドバイスをくれるわけじゃない。時々これでいいのか?本当にこれを続けて英語力は上がる?と不安になることもあるけど、とにかく毎日続けることが大事ということを念頭に置いて、毎日英語に何かしらの形で触れるようにしています。
もし英語の勉強をしている人がいたら、どんな理由で何をどう勉強しているのかお聞きしてみたいものです。

3ヶ月とちょっと経ちました

もはや何週間滞在したのかよくわからなくなってきた。たぶん14週間経ったかな。
前回のブログが7週間経ったと言っているので、さらにその倍の期間を過ごしたのか。あまり実感がわかない。
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私の学校は5週間目でレベルアップテストが受けられるのですが、これまで順調に上がってきました。私の学校は小さくて人数が少ないため、上二つのクラスが合同になっていて、今は上から2番目のクラスにいることになります。来週テストなのですが、もしそれに受かったら一番上のクラスになります。一番上にいる子たちがどれだけ流暢に喋るのか知っているので、たとえテストに受かったとしてもちょっと上がるのためらってしまうな…。まあそれはテストに受かったら悩もうと思う。そもそもテスト、何が出るかわからないので、今まで一度も勉強したことないのだけど、行けるのかな…。いつも迷いつつ、何もしません。
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3ヶ月が過ぎて、自分の英語力が上がった実感はやはりあるけれど、じゃあ出国前に受けたTOEICの点数を上回れる自信があるかと言ったら、正直あまりない。ボキャブラリーは相変わらず貧困を極めてるし…。ただ、文法は日本にいた頃より格段に理解度が増した。というか高校の時に習った文法、ちょっと間違ってない?と突っ込めるほど。ネイティブがどうやって使うのかというところまで学べるので、"例外"も知れるというか。つまりはちゃんと生きた英語が学べるという意味。
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最近授業でやって、面白いと思ったNetflix配信のドラマ?シリーズ紹介します。3本観たんだけど3本ともなかなかブラックで面白かった。
*Black mirror(シリーズ名)
USS Callister - 天才プログラマーが他人のDNAからデジタルクローンを作成し、自分のゲームの中で意のままに操ろうとするけど叛逆される話。
Nosedive(Series4) - 人々がスマホを使って5段階の星で評価し合い、それが特殊レンズ?でリアルタイムで閲覧できる世界に生きる女性の転落人生。
Playtest - 男性がゲームのテスターとして実験台になり、仮想空間で過ごすがトラブルが起こり…(ちょっとホラーテイスト)。ちなみにそこに出てくる天才プログラマーは日本人で、部下(外国人)も時々日本語喋るのが可愛い。
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ちょっとだけ日本食が恋しくなってきた。ロンドンにもオックスフォードにもたくさん日本食レストランはあってあまり困らないのだけど、日本のこれが食べたいあれが食べたいが止まらない。あと、文房具。ハンズとロフトに行きたい…。今日ずらりと並んだペンを見てどれを買おうかなと吟味している夢を見ました。
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FGO!!イベントによってはすべてパスしたりしてましたが、最近だと事件簿が興奮しました…。ロンドン!っていうのもそうだけど、ライネスがとても良い働きをしていてすきになりました。何気に宝具2になり、たぶん聖杯あげる。

7週間が経ちました

完全にタイトルに使う労力をセーブしている。
7週間、つまりもうすぐ二ヶ月が経とうとしています。日本にいる頃は「外国に行ったら英語しか話せないし、そんなに英語漬けなら一ヶ月いるだけでもだいぶ話せるようになるのでは!?」と思っていたんですけど、そんなこともない。本当に英語しか使えない環境(例えばSNSも全て英語)だったら一ヶ月でもだいぶ違うのかもしれない。でも実際はそんな環境ではない。というか私がSNSやその他の自由時間をコントロールしきれていないところがある。
約二ヶ月で感じるのは、日々のボキャブラリーおよび表現の蓄積と、英語を聞いて話を理解するというプロセスへの摩擦力というか抵抗力みたいなものがなくなったこと。前までは英語を聞くと「英語だ!理解しなきゃ!」って意識を集中させて聞く必要があったけど、今はよそ事してても聞ける。ぼんやりしてても頭に入ってくる。さすがに知らない単語ばかりだとフリーズするけど、先生の話は簡単に聞ける。
反対に、約二ヶ月で成長が足りないと感じるのはスピーキング。ややスラスラと出てくるようになったけど、まだまだ全然だめ。あと、ボキャブラリーももっとほしい。意識的に会話する機会を増やそうとはしているけれど、そもそも日常会話のネタが尽きた(英語以前の問題)。元々自分から他人に興味を持って積極的に話しかけていくタイプではないので、そんな自分がすらすらと英語で喋れるようになるにはちょっと難しいかもしれない。あと、申し訳ないけど、正直に言うとあまりお行儀の良くない子ばかりなので、プライベートの時間を共有したくないというのが本音。もっとアカデミックな場所でどうにか修行をしようと思う。
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ハリーポッター、今週はアズカバンの囚人を観ました。前回の秘密の部屋の方が好きかもしれない。でもアズカバンもすごく面白かった。日本人のお友達曰く、イギリスにいるから余計に面白いんじゃない?とのこと。確かにそういう効果があるかもしれない。そして面白い以上に、たくさんの単語と会話表現を楽しく学ぶことができる。大体一作で100個弱をメモしています。さらにそれらの単語を調べる過程で別の単語に出会ったりなども。一週間で一作を繰り返し観ています。このままいけば、五月の半ばに全て観終わる。国民の祝日があるらしいから、もしかしたら予定よりも早く観終わるかも?アズカバン以降は全く観た記憶がないから楽しみ。

5週間が経ちました&ロンドン2回目

二週間に一回の更新…。
以前の日記では困った日本人の話をしましたが、彼女たち(実は厄介な日本人は複数いたのです)は帰国しました。そして春休み中のみのステイの子たちが来週末で帰国。とうとう日本人が少なくなってくる時期なのかな。
そんな中で、先週はレベルテストを受けて、無事受かりました。なんと私入れて二人しか受からなかったみたい。文法問題はともかく、まだ簡単なセンテンスも頭の中で考えてしまうことが多いので、次のレベルの授業は気合いを入れてついていかないと。
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またロンドンに行ってきました。お友達が誘ってくれました。
行った場所は、ロンドン・アイ、シャーロックホームズ博物館、キングス・クロス駅。ランチとディナーも良いところを選べました。特にロンドン・アイでテンションMAX。360度見渡せる大観覧車(所要時間30分)、運良く晴れたロンドンの夕暮れを、高い場所から一望できました。ロンドンは見るところがたくさんある。
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ベタだけどハリーポッターを観始めました。日本語字幕がないDVDなので自力で理解するしかない…。賢者の石、こんなに面白かったっけ?っていうくらい面白かったので次作に期待(すでに観てるはずなんだけど全く思い出せない)。

3週間が経ちました&ちょこっとロンドンの旅

しれっと先週の日記をすっぽかしました。すっかり忘れていた。先週の日曜日はロンドンに行きました。この話は一番最後に少しだけ書きます。
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先週から今週にかけて、だんだんと耳が慣れてきたのか、授業は大丈夫です。むしろ文法問題はとても楽。あとはうまく話せるようになれば上のクラスに上がれるはず。
色々な言い回しも取得したいけど、ボキャブラリーももっと増やさなきゃ。
そういえば、ホストファミリーや先生たちは本当に「How are you?」って聞いてくる。大体「and you?」で聞き返してネイティヴスピーカーがなんて答えるか聞いてるんだけど、「great」「good」「nice」「fine」あたりが返ってくる。他にないのかなあと思っていたけど、どうやらこの挨拶自体が全く重要でなく、たぶん適当に返してるっぽい。
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語学とは関係のない話で、少し悪い話。こちらで何に悩むのか、おそらく英語がうまく話せなくて/聞き取れなくて悩むんだろうなあと思っていたのだけど、全く違った。今とても煩わしく思っているのが人間関係、しかも日本人との。
完全に予想外だったので記録として書き残しておく。

時期が悪かったのか、大学生が春休みを利用して1ヶ月とか入学してくる時期。ある子たちが子供っぽくて関わりたくないのだけど、特に重症な子がいて。その子は私よりも下のクラスで、基本的な会話もできない。それはもちろんこれから学べば良いのだから悪いことではないけれど、その子は喋れないからと言って日本人とばかりいて日本語を使おうとする。そして私のところにも来ました。韓国人の女の子と3人でテーブルを囲んでいるのに、急に日本語を使い出して私にだけ話しかけてくるスタイル…。語学を勉強するスタイルとして最もダメなパターンである以上に、韓国人の子に失礼であるということを自覚してほしい。卓球をやっている男の子たちを目の前に、私に何度も卓球を"私と"やりたいと日本語で告げてくる。なぜ私が通訳をしなければならないのか…。金曜日、とうとうその子は「私誰か日本人がいないと喋れない(から来て)」と発言したので、もう相手にしないことにしました。私の貴重な留学生活の時間を奪わないでほしい。

語学学校、いろんな人が来ます。私の学校は1週間単位で入学可能。だから数週間から数ヶ月の短期留学で"遊びに来る"子たちもたくさんいる。いろんな国籍の子たちと交流できる機会、そして異国の地に身を置く期間。もちろん旅行や遊び等を重視するという姿勢でも全く構わないと思います。ですが予想以上にそういう人たちがたくさんいた。就活がかかった、そして人生最後と思われる留学生活!の私とは全くモチベーションが違う。言い方が悪いけれど、付き合うお友達は選ばなければ。
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ロンドンの旅(もちろん日帰り)。色々あってあまりゆったりとした時間が過ごせなかったので下見として考えることにしました。
ロンドンへはオックスフォードからバスで約2時間。二階建てのバスの二階に乗ったので、道中とても楽しかった。
あいにくの雨だったけれど、ナショナルギャラリーと大英博物館に行ってきました。なんとどちらも無料、なのに所蔵数がすごい…。後者は600万点とガイドブックに書いてありました。ナショナルギャラリーは宗教画が多い印象だったけど、ゴッホのひまわりやモネの『睡蓮の池と日本の橋』などもあり。そして写真OK。大英博物館にはロゼッタストーンが置いてありました(別のグループの日本人の女の子はここで財布を盗られたらしい…。行く方は気をつけて、リュックだめ絶対)。他には古代エジプトのなんちゃらとかミイラとかたくさんありました。FGOで王様たちがお好きな方たちはとても楽しめそう…と思いつつ。全く、全然回りきれなかったので、絶対にまた行きます!
お昼はナショナルギャラリー近くのレストランで安く(1500円くらい?)サンデーローストが食べられるお店にお友達が連れていってくれました。サンデーロースト、つまりお肉なのですが、野菜などがついてこのお値段なので、まあそれくらいの味でした。でも良い経験になった。
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まだまだ考え中だけれど、春・夏になったらパリとフィンランドには行きたいと思っています。
パリはロンドンからユーロスターが使える。確か3万円前後。距離があるので1泊はしたいところ。フィンランドは飛行機で約3時間、なんと1万円前後で行けそう。もちろん時期に依存するけど、ヨーロッパなら思ったより気軽に行ける!この調子でイタリアも行きたいところ…行きたい…。